[コラム第9回]2008年12月4日更新
太っている人は、歩くのが遅い?!
太る原因の根本にあるのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうからです。これを生んでしまうのは、食べすぎ、運動不足、筋肉量が少ないなど、さまざまな要因があります。消費カロリーを増やすという意味では、運動量のアップは重要で、特に、生活習慣の中で、なるべく運動量を高める工夫が必要です。いろいろとあるでしょうか、簡単に取り組めるひとつが、歩くスピードを変えてみるということ。
周りにいる人をちょっと観察してみてください。重たそうだなという人の歩くスピードは比較的遅くはありませんか? 例外もいるでしょうか、さっさと歩く人には、太っている人は少ないように感じます。
歩くというのは、毎日多くの人が行う運動です。どうせ歩くなら、スピードアップして運動量を高めれば、ほんの少しかもしれませんが、消費エネルギーアップに貢献できるはず。 歩くのが速い人というは、一歩の歩幅が広い、または足の回転が速い。もしくは、両方をクリアしている場合といえます。歩幅を広げるには、股関節のやわらかさも関係してきそうですし、腕の振りも重要です。腕は大きく振ることで、歩幅を広くすることができます。タイトスカートの場合、歩幅を広げるというのは限界がありますので、スカートよりもパンツスタイルのほうが速歩きには向いているのかもしれません。
目線も大切です。足元をみつめて歩くよりも、前方に目を向けて歩いたほうが、スムーズに速く歩ける、というのが実感です。
[コラム第8回]2008年7月1日更新
水泳でシェイプアップ
泳いでいる間退屈しない法とは
長く続けられるスポーツのひとつに水泳がある。全身運動なのできれいなボディラインが作れるし、陸上よりも足腰への負担もかからないので、水泳によって関節を痛めることは少ないとされる。水泳はシェイプアップ効果があると同時に、肌にもいい影響を与えるのではないかと感じてしまうときがある。
いつも思うことなのだが、テレビを通してみる水泳選手の肌はいつもきれいだ。すべすべしているようにみえる。やわらかそうで張りがある肌だ、と見るのは私だけだろうか。肌が汚いなあと感じた水泳選手は記憶にない。
美肌には水分補給が大切だといわれているが、水泳選手たちは毎日何時間も水の中で過ごすわけだから、これは常時肌が水分で潤った状態にあるということだ。体温よりも冷たい水に入るわけだから、それが刺激となって、体中の毛穴がきゅっとしまって美肌づくりにつながるということもいえるのだろうか。
水泳がエクササイズとしていまひとつ脚光をあびないのは、着替えるのが面倒ということがある。また、泳いでいる時間が退屈だという人もいる。先日、テレビをみていたら、水泳用のiPotのようなデジタル音楽プレーヤーが販売されるというニュースをやっていた。好きな曲を聴きながら泳げるというわけである。防水加工されており、音質がなかなかのものらしい。練習で泳いでいるときに退屈だと思う水泳選手もいるらしい。今年の北京オリンピックでメダルが期待される水泳陣は当然テレビ放映も多くなるはず。サブプールなどでその機器をつけて泳ぐ選手たちが、テレビを通して伝えられれば、それはとても大きな宣伝効果になるはず。
北京五輪後、ファッショナブルな水着にデジタル音楽プレーヤーをして泳ぐ女性たちを、プールで多くみるようになるかもしれない。
"マーブルフォールズ劇場"
[コラム第7回]2008年6月1日更新
どん、どこどん!
今、和太鼓がアツイ
東京・青山にあるタイコ・ラボ。そこで和太鼓の体験クラスがあると聞き、参加してみた。鏡張りの防音設備が整ったフロアには、和太鼓がズラリ。軽くウォーミングアップを行い、早速、和太鼓叩き。ドンドコ、ドンドコと声を出してリズムをとりながら、叩く。思い切り何かを叩く、という動きそのものが気持ちいい。そういえば、スポーツクラブのプログラムでは、ボクササイズや、キック、つまり蹴りを中心に行うエクササイズが女性たちに人気、ということを思い出した。叩く、打つ、蹴るといった日々生活にはない動きでストレス発散する女性が増えているのかなと。
さて、和太鼓。リズムどおりに打つのはなかなか難しい。打ち方は、腕を大きく振り上げて、下へ振り下ろす。この動きになれるにつれ、叩いたときの音も変わってくるからおもしろい。はじめはへなちょこ音だったのが、ずっしりと腹にひびく重い音に変わっていく。打ち方の上手下手というのは、音でわかるというわけである。和太鼓を叩いたのは、30分ほどだったのだが、翌日は肩と腕が筋肉痛。考えてみると、腕を上げるのは、つり革につかまるときぐらいだけと、普段はあまり使わない筋肉をしっかり使っているのだ。体験コースを終えた後は、気分がすっきり。ストレス軽減に役立つことは実感できた。だが、エクササイズのにように叩き方を覚えたとしても、自分の家ではできないということが難点ではある。
[コラム第6回]2008年5月1日更新
美しくなるために
骨盤を触ってみる!
先日、骨盤に関するなかなか興味深いレクチャーを聞いた。講師はフィジカルディレクターの平山昌弘さん。プロフィールに、旧ユーゴスラビアでナショナルスキーチームのフィジカルディレクターとしてメダル獲得に貢献とあったのも、この方に興味を持ったひとつの理由。スポーツは科学。科学的な理論の裏づけをもったお話がきけるのではないかと思ったからだ。
骨盤はおおざっぱにいうと、骨盤はいわゆる腰骨あたりの骨と、恥骨、坐骨から成る。それに太腿の骨がはまっている。その部分が股関節だ。で、骨盤全体を触るという講義があった。骨盤まわりにはお尻やお腹のぶあつい肉がついているので、触るといってもなかなかむずかしい。でも、触ることでなんとなく、骨盤というものがどんなものか肌感覚でわかってくるから不思議だ。
講義の中で特に印象に残ったのが、自分のかかとの減り方で自分がどのように体のバランスをとっているのかがわかるということ。私の靴のかかとは左足のほうが減っている。左足が問題なの?と思ったが、実は問題があるのは右足。つまりこうだ。私の場合は、歩くとき右足で体の体重を支えて上手にバランスがとれないため、左足を早く地面につけて安定を得ようと体が反応する。左足のかかとのほうが地面についている時間が長いので減りが早いというわけ。家に帰って、右足と左足とどちらがバランスがとりやすいか、1本足でたって比べたら、やはり左足で立ったときのほうがバランスがとりやすかった。確かに、満員電車の中でも立っているときもやはり左足に重心がのっている。無意識な体の動きの中にも、そうなってい� ��理由があったのだと実感。
こうした体のクセをみつけていくことは、個人的には楽しいし、面白い。こうして自分の体を知ることは、ひいては美しくなる方法を知るということだ、と思う。
[コラム第5回]2008年4月1日更新
不況ガラス/ E 。
肌に触られることが多いほど
自分をきれいだと思う人が多い!?
マッサージやエステなど、肌に触れられる回数が多い女性ほど、自分自身を美しい、きれいだと認識する人が多い――随分と昔ですが、そんな新聞記事を読んだ記憶があります。確か、欧米かどこかの大学の研究結果として発表されていたはず。
この記事を読みながら、恋愛をすると女性はきれいになるといわれていますが、なるほど、こうした理由がひとつにはあるのかもしれない、とうなずいたものでした。だって、ステディな関係になれば、恋人とは一般的にいってベッドをともにするであろうから、当然ボディタッチも多くなるはず。つまり、ひとり身でいるときよりは、肌に触れられる回数は増えるわけです。恋愛するときれいになるのではなく、自分で自分をきれいだと思いこむ自信が、実はそのきれいさの秘密なのかもしれないと。
確かに、触られる側からすると、マッサージやエステで自分の肌をなでられると、気持ちはいい。終わったあとは、気分が晴れてすっきり、きれいになった気分にはなる。
そういえば、ゴッドハンドを持つようなエステティシャンは手で体の声を聞くと、読んだことがあります。おびえや緊張も手でわかるのだそう。また、ある化粧品会社では、タッチを社員教育に組み入れ、抱きしめられた経験のある子供とそうでない子供、触ることによるストレスの軽減といった講義をしているとか。触られる側の満足度というのは、触る側のテクニックも関係しているようです。
人の皮膚は感覚器。肌は何かを感じとっているはずです。触れられて気分がよい、きれになったと感じるのは、触られることで、気持ちよく感じるホルモンとか、自分をきれい思えるホルモンなるものが分泌されるのかもしれません。
そんなわけで、せっせとマッサージ通いをする毎日です。
[コラム第4回]2008年3月1日更新
ダイエットを成功させる
唯一の方法は続けること
肌の露出度が高まり始める季節に向けて、雑誌などで多く取り上げられるようになるのがダイエット。中高年にとってもメタボリック症候群の予防策として関心の的です。
最近、女性誌やテレビなどで見た人も多いと思いますが、レコーディングダイエットというのをご存知でしょうか? 『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)の著者・岡田岡田斗司夫さんのダイエット法は、食べたものを記録することでダイエットにつなげるというのが基本コンセプト。男性向けと思いきや、意外にも女性読者も多いのだとか。奥様が購入して、夫に手渡すというケースも少なくないようです。
このように、実際にダイエットに成功した人が伝える方法とはいえ、すべての人が同じように成功する、といえないのがダイエットのやっかいなところ。
以前、運動生理学者の方から聞いた話。子供の頃、一生懸命に練習をし、乗れなかった自転車に乗れるようになるそんな経験は誰でもあるはず。これは、反復練習をすることで、自転車を上手にこぐための神経回路が脳の中にできあがるからだそうです。つまり、この回路ができあがらない人は、自転車に乗れない。英会話やダイエットなどでも、この考え方をそのまま応用できるのだとか。たぶん、その学者先生はたとえということで言ったのだと思いますが、つまり、反復練習(継続)を途中でやめてしまうために、結果を導くための回路ができあがらない。だからいつまでもたっても成功しないということを言いたかったのでしょう。
リッピングの隠れ家ヘインズフォールズニューヨーク
ダイエットに失敗する人の多くは、わかっちゃいるけど、やめられない派。お酒の飲みすぎはいけない、お菓子の食べすぎはいけない、大食いはいけない、よく噛んで食べないといけない、しっかり実践しなければいけない、でもできない、止められないから、太る!
どんなダイエット法でも、成功させるためには、やはり継続しかないというなのです。
[コラム第3回]2008年2月1日更新
ビリーの次はラテンダンス。
次なるエクササイズの星は?
ビリーズ・ブート・キャンプ。
ダイエットに関心のある人なら、アレね!とピントくるはず。筋骨隆々のビリー隊長が、アメリカ海軍式の肉体づくりをもとに考案し、世界的にブレイクしたエクササイズ法だ。
あれだけ動けば、誰でもやせる!
ビリー式の運動量はかなりのもの。考えてみればわかるのだが、消費カロリーを増やして、それが摂取カロリーより多ければ誰でもやせるのだ。テレビショッピングでやっているビリー式をみたことがある人なら、かなりの運動量できつそうとはいえ、なんとなく楽しそう、やれそうと思ってしまう。で、買ってやってみるのだが、一度やって挫折!という人も少なくないはずだ。
で、たまたまテレビショッピングをみていたら、ビリーに続け!とばかりに、今度はラテンダンスの動きをアレンジしたものが出てきた。2人の女性ラテンダンサーが、腰を振りながら、エクササイズを披露。自由自在にあれだけ腰を動かせるのはすごい!と思わず関心してしまったのだが、腰への負担もかかりそうだなあと。テレビをみながら、やってはみたものの、あんなにクネクネ動かない!というが実感。
今のところ、ビリーほどの注目度はないようにみえるので、きっとまた次なるエクサササイズ法が出てくるはず。
テレビショッピングを見ながら、夜な夜な、次なるエクササイズの星をリサーチしていくことにしたい!
[コラム第2回]2008年1月1日更新
皇居のほとりが自転車天国?!
行くなら午前中が狙い目です
毎週日曜日、皇居近くの東京のど真ん中のとある場所が、
自転車天国になることをご存知ですか?
とある日曜日、早速体験しに言ってきました。
天国となるのは、内堀通りの祝田橋から平川門(竹橋駅近辺)あたりまで、往復3km。まずは、自転車の貸し出し場所へ。貸し出しくれるのはいわゆる、マウンテンバイクとかロードレーサーとかではなく、フツーのママチャリです。出発!し、内堀通りをゆっさゆっさこぎながら、皇居のほとりや丸の内のビルの間を抜けていくという感じで大きな感動はありませんでしたが、意外にも、老若男女、たくさんの人が集まる場所なんだということを認識! 皇居周辺ではジョギングする人でいっぱいだし、レーサー仕様のマイバイシクルに乗って、ぴゅんぴゅん走行している人もいるし、皇居近くがエクササイズエリアと化していたのにはびっくりでした。
自転車天国といっても、信号は動いています。皇居側に横断歩道を渡る歩行者のために、信号が赤になったら自転車を止めないとダメなのです。という意味では、自転車天国とは言えませんが…。
往復3km はあっとう間だったので、もう1周行こうかなあと、自転車貸し出し所を通り過ぎようとすると、「ピッ、ピッ~」とスタッフのおじさんの笛の音。なんか悪いことしたのかしらんと思っていたら、1周しかしてはいけないんだと。「でも、自転車たくさんあまっているじゃん!」といったら、「再度申し込み手続きをしてから、借りてください」だって。よくよく聞けば、午後には自転車を待つ人がたくさんいるから、ひとり1周となっているのだそう。でも、「今、人は待ってないのに…」とぶつぶつ。まあ、行くなら、午後になると人もわんさか出て待ち状態になるようなので、午前中がおすすめかも。
自転車の貸し出し場所は、地下鉄千代田線の二重橋駅から徒歩3分、もしくは東京駅の丸の内口から徒歩15分のところにあります。お試しあれ!
[コラム第1回]2007年12月1日更新
冬は夏よりもダイエットに適したシーズンです。
というのも、体の基礎代謝が夏よりも高くなるため。基礎代謝というのは、ダイエットフリークなら耳タコ状態だと思いますが、これは、体温をキープしたり、呼吸をしたり、つまり生きていくために必要な最適のエネルギーのこと。冬は寒くなるなら、体も冷えてはいけないとせっせと体の中でエネルギーを作り出すので、夏よりも基礎代謝は高くなるというわけ。
だからこそ、ちょっとばかり運動をすれば消費エネルギーも増えて、ダイエット効果は夏よりも期待できるというわけです。
道具も、練習もなしで、今からでも始められるのが走るということ。近年では、スカート(というのかどうか知らないが)にスパッツ風なものをはいているランナーも。かわいくて買ってしまったウエアを着たいがため、ジョギングなんてしたことない人が大会にエントリーし、そのために練習を始めるという人もいるそう。
ホノルルマラソンやニューヨークシティマラソンなど、市民参加のマラソンは一種のカーニバル。東京シティマラソンも昨年から始まって、ランニングが身近になったということもあるかもしれません。
というわけで、大手スポーツメーカーが、女性ランナーをターゲットにしたショップをオープンさせたということで、早速行ってきました。そこの売りは、コンピュータで足を解析して、そのデータをもとにぴったりのシューズ選びをサポートしてくれるというもの。結果、私のダンビロの足は、右が4E、左が3Eであることが判明。「難しい足ですねえ」とスタッフの方。足にあったシューズを選ばないと、私の足では、長く走っているうちに膝などに負担がかかってくるとのこと。申し訳ないことに、シューズは購入しなかったのですが、とても参考になりました。誰もが使えるというわけではありませんが、その店にはシャワー室やロッカールームが完備されていて、会社帰りのOLさんがちょっと立ち寄って、着替え、皇居を1周、帰りに シャワーを浴びて帰宅、なんてこともできる! さらに、ランニングの講習会や指導者つきのナイトランというのも実施。
女性ランナーの生態調査のために、今度それに参加してみようかなと、思っています。
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