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2012年6月3日日曜日
2012年5月30日水曜日
公的断食ー効果が現れる理由2
このような生命を維持するシステムの上に本能が載っているのが動物です。さらに、その上に心が載っているの人間です。ですから、心と自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫系は一体となって動いています。これを心身相関といいます。
「心と身体はひとつだ、心技一体だ」と日本ではよく言いますが、医学的に言えば、心身相関ということです。そして、心身相関から病気を考えていこうとするのが心身医学です。
心身相関と言うとむずかしそうですが、日常生活ではごく普通に見られることです。
例えば、興奮すれば、血圧が上がり、心臓がドキドキしてきます。結婚式のスピーチなどで順番が近づけば、ドキドキし、「はい、どうぞ」と紹介されるともう心臓が飛び だしそうです。しかし、誰かに大きな棒で叩かれているのではありません。ただ、頭の中で自分の番だと理解しただけです。それが自律神経を通って、心臓や血圧や体温に反映します。
あるいは、オリンピックの100メートル競争の金メダリストの人達だって、ヨーイという声を聞いているのは耳です。走る合図だと理解しているのは頭です。それが身体に伝達され、身体が熱くなり、心臓が強く脈打ち走る準備ができる。そこへドンとピストルがなるので走り出せるのです。
もし自律神経系が切れていたら、ヨーイ、これは走る準備だと分かっても身体は燃えて来ません。ドン、「それでは皆さん一緒に行きましょうか」という程度になりとてもスタートダッシュはできません。このように、心身は常に一体として動い� �います。
◆治療医学の限界
今日までの医学は、心と身体を別々に分けてやっきました。ヨーロッパにルネッサンスが起きて以降、「神様の物は神様に戻そう。残りは肉体だから人間も動物も皆同じだ」という考え方が出てきました。これで人間の解剖や動物実験ができるようになりました。
それまでは人間は神の子ですから、うかつに解剖などできませんでした。また、人間には心も精神もあるので、動物とは違います。猫や犬とは同じ様には考えられません。犬や猫で得られた実験結果が人間には当てはまるか分かりません。それでは動物実験は出来ません。心と身体を分離したことで、画期的に医学は発展できるようになったのです。しかし、そのように分けてしまうと、当然問題が起こってきます。理解できない 事柄がたくさん出てきます。
◆心身医学でないと理解できない
例えば難治性の潰瘍というのがあります。これは病院に入院すると簡単に治ってしまう。しかし、退院して会社に行くとまた潰瘍を起こす。また入院してくると簡単に治る。その繰り返しで、なかなか治らないから確かに難治性です。
しかし、この人の病気は一体どこに原因があるのでしょうか。胃自体にあるのではないです。
会社に行ってストレスがかかると自律神経を介して胃酸がだーと分泌されます。
そして自分の胃に穴を開けてしまう。だから、この人の病気の本当の原因はストレスです。心のコントロールがうまくいかない限り治りません。やはり心と身体は一体として考えねばならない、ということがわかります。
あるいは、過� �性腸症侯群というのがあります。この「電車は次の駅まで20分は止まらない。トイレに行けない」と思うと、トイレに行きたくなる。あるいは、重要な会議で、「2時間は外にでられない」と思うと、とたんにもよおしてきて会議にでられない。緊張が自律神経系を通して腸を刺激するのです。
高血圧もよくわかります。カーとしただけで血圧が上がるので、心と身体が一体であると考えないと理解出来ません。それが心身医学が誕生した理由です。考えてみたら人間の心と身体は別々にあるのではなくて一体であるという、当り前の事実に気付いただけです。
内分泌ホルモン系についてもそうです。ストレスがあると、例えば、甲状腺ホルモンがたくさん出ているようなバセドウ病があれば悪化します。それから、副腎� ��質ホルモン、これは有名なホルモンです。アトピー性皮膚炎のときに塗るとか、喘息のときとか、ネフローゼのときに使う強力な薬ですが、副腎から分泌されているホルモンです。ストレスがかかると副腎皮質ホルモンの分泌が増加します。そうすると血糖を上げます。自律神経も血糖を上げますから、糖尿病が悪化します。
性ホルモンにもストレスが影響します。強い不安があれば生理が狂ったり、時に無くなったりします。これは生物的な適応としてみると、非常によく分かります。不安が強い環境や状況では子供を産むのは危険です。不安があると生理が止まって子供が産めなくなる。これは適応現象なのでしょう。
それから、最後の免疫系です。例えば、大きな悲しみがあると、その後がんが発生しやすいのではな いかと考えて調べた研究者がいます。その研究者は一番大きな悲しみは、長年連れ添った夫婦が、そのどちらかに先立たれることだと考え調べてみると、そういう方にはがんの発生が多かったということが報告されています。
あるいは、同じ様にがんになっても、積極的に前向きに明るく生きる人は長く生きる。極々稀ですけども、自然治癒もあり、治ってしまう人もいるということです。そういう人達の性格を見てみますと、非常に明るくて前向きだととうことが報告されています。免疫系が活性化するのでしょう。この方面の研究はまだ始まったばかりなので、確定的なことを言うには、もっと多くの研究が必要ですが大変興味のあるところです。
以上のようにストレスがあると、頭の上から自律神経系、内分泌ホルモ� �系、免疫系に爆弾を落としているのと同じです。これでは健康にはなれません。さらに昼間だけではなく夜もそうです。最近は簡単に24時間心電図をとれます。それで見ると夜中に不整脈が発生している人が結構います。どういう時かと言うと、夢を見てる時です。怖い夢や腹の立つ夢です。すると、自律神経系が刺激されて不整脈が発生する。このように、昼も夜も身体に爆弾を落としています。
◆「食べるな、飲むな、吸うな」は禁句です
それと、もう一つ大切なことは、ストレスかかるとストレスを発散するために
過食、お酒、煙草が必要になると言うことです。ストレスが原因で「食べている、飲んでいる、吸っている」、思い当たる事はないですか。
私の診療室には、痩せたいと言ってこられる方も多� ��ですが、「なぜ太ったんですか」聞くと、「食べたからだ」と答えられます。それはそうでしょう。食べないで太る宇宙人のような人いません。私が聞きたいのは、食べたら太る事が分かっているのになぜ食べたかです。その理由を聞くと、やはり家庭でイライラすることがあったとか、仕事がうまくいかないとか、試験に失敗したとか、失恋したとか、どうもそれらが原因ということが多いです。
もっと悲惨なのは、日頃「食べてはいけない、飲んではいけない、吸ってはいけない」と思って頑張っていると、それ自体がストレスです。「不快指数」が上がる一方です。頑張れば頑張るほどストレスになり、さらにイライラして過食・お酒・タバコが必要になる、という悪循環に落ち込むことでしょう。
こうして見ると、 医者や栄養士は随分ひどいことを言っています。ストレスがあって、食べたり飲んだり吸ったりしているのですから、ストレスを解消する方法をサポートしないといけないのに、「飲むな、吸うな、食べるな」です。
「また失敗ですか。そんなことでは駄目ですよ」と患者さんを責めるのですが、それは残酷です。頑張ろうとしていること自体がストレスですから、そのうえに実生活上のストレスがくれば、食べてしまいます。一度食べれば、情けない自分を忘れるために、「もうどうでもいいや」とやけぐいになります。もう、十分自分を責めているのに、さらに医者や栄養士から「まただめじゃないですか」。これでは立つ瀬はありません。
2012年5月16日水曜日
減らないお財布を持ってフィナンシャル・インディペンデンスをめざす仲間のコミュニティー - 楽天ブログ(Blog)
フィナンシャル・インディペンデンスを達成するためには『減らないお財布』を手に入れることが大事です。株式投資や賃貸不動産投資を利用して、ぜひ『減らないお財布』を手に入れましょう。
人生の達人を目指して^^;
人生をワクワク充実して生きること、人生を大いに謳歌して生きることを目的にしています。
このブログは2002年5月18日にスタートし、2008年3月27日にエントリー(日記)の数が2000となりました。
テーマは豊かな生活を自分の手で作っていくことですが、内容は資産運用についてのことが多く、その中でも一番多いのが株式投資に関するものです。
『幸』という字を分解すると、『土』(=土台)と『¥』(=円マーク=お金)という部分に分かれます。つま り幸せになるためにはお金も必要です ^^;
チャーリー・チャップリンの名作映画『ライムライト』でチャップリンの演ずる落ちぶれた喜劇役者が足の怪我で生きる気力を失っていたバレリーナを励ますために伝えた言葉は真理をついていると思います。
『Life can be wonderful if you're not afraid of it. All it needs is courage, imagination. . . . and a little dough.』
『人生はそれを怖がらない限りすばらしいものになるよ。(気の持ちようで人生はどのようにもなる)人生に本当に必要なのは勇気と想像力と少しのお金なんだよ。』
日本では拝金主義がはやり、持っているお金の量で、人間の価値を判断するような、おかしな価値観が蔓延しているように感じられます。お金は自分の人生を豊かにするための手段ですから、無いと困ります。でもお金を得るために不幸になっている人も多いように感じます。
このブログでは、人生に必要なお金(サムマネー)を安定的に確保していく方法を考え続けていきたいと思っています。つまり『ガツガツガッポリ稼ぐ』のではなく『ぬくぬくホッコリ稼ぐ』ことを最近の目標にしています^^;
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株式分割のようなことがあり一株の数値が大きく変わっているので修正をしています。
2008年3月期の当初の予想一株利益 118.18円⇔実績 224.45円
2012年5月13日日曜日
2012年5月2日水曜日
「Inside Jokes」 その16 - Shorebird 進化心理学中心の書評など
■Inside Jokes 第10章 その1 19:48
第10章 反論に対して
さて前章でハーレーたちはユーモアに関する仮説を提示した.
本章ではまず仮説をどのように検証するかという方法論を論じている.このあたりは著者にデネットがいることもあってなかなか哲学的だ.
A 反証可能性
参照ジョーク
!doctype>2012年4月29日日曜日
9月21日
9月21日(水曜日)
(1)第二次ドレスデン散策
(2)外輪船「ワーレン市」号
(3)マイセンの街
(4)マイセン磁器工場
(5)ドレスデンに帰着
(1)第二次ドレスデン散策
またもや、目覚ましが鳴る前に7時に目が覚めた。今日も快晴である。
バスタイ・ホテルの1階の朝のバイキング会場は、ベルリンのボロホテルと違って非常に広壮である。結婚式の披露宴会場にそのまま使えそうなくらいだ。団体観光客を中心にして、お客さんの数も多い。ただし驚いたことに、メニューはベルリンとほとんど一緒だ。パン、サラダ、ソーセージ、ハムやサラミ、ヨーグルト。その程度しかない。ドイツという国の食文化の貧しさがつくづく思いやられる。
ともあれ満腹したので、再びドレスデン旧市街に向かう。マイセン行き遊覧船の出発時刻は9時45分なので、それまで街を散策しようというのだ。
昨日と同じルートで旧市街まで歩き、アウグスト大橋を越えて新市街に入った。新市街入口の広場では、金色のアウグスト強王の銅像が、朝の光の中で己の存在を誇示していた。
さて、まずはギネスブックにも載る「世界で一番美しい牛乳屋」を見に行くとしよう。ここでのポイントは、「美味しい」のではなくて「美しい」という点である。店の内装が、ちょっとびっくりするくらい奇麗らしいのだ。牛乳屋なんだから、味で勝負しろよ(苦笑)。この店が位置するというバウツナー通りに入り、沿道を探したのだが見つからなかった。もともとガイドブックの地図には出ていない郊外の店なので、目くら判で見つけるのはやはり厳しいようだ。また明日、住所など控えた上で再チャレンジしてみよう。
それから新市街の中心部に戻ってきて、中央通りなどを冷やかして回った。この辺りは公園などが奇麗に整備されていて、住み心地が良さそうだ。小鳥の声が多くて、心も洗われる。
日本宮殿(という名前の政府系施設)を外から見学してからアウグスト大橋に戻り、再び旧市街に帰って来た。まだ8時半だから、時間が余っている。「君主の行列」と呼ばれる壁画(唯一、戦災を免れたらしい)ら有名な観光名所をいくつか回り、エルベ川を見下ろす王宮の高台「ブリュールのテラス」のベンチに腰かけて足を休めた。
この場所はヒットである。エルベ川の全景が、朝日の中で実に美しい。なんとなく、ブダペスト王宮の「漁夫の砦」の雰囲気を懐かしく思い出す。ただし、ブダペスト王宮のイメージカラーは白だが、ドレスデンは黒である。ここは全体的に、黒や茶色の石積みが目立つ街なのだ。
この高台からは、船着場が俯瞰できる。様子をチラチラ窺っていると、だんだん人が増えて来た。9時を大きく回ったから、そろそろ乗船開始だろうか。
(2)外輪船「ワーレン市」号
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2012年4月28日土曜日
かごめかごめ 好奇心は退屈を殺す
――――いつもと同じ。
イタリアで遊んでいたら、大きな仕事は入った。
ボンゴレと旧知の殺し屋が併せての極秘の依頼だった。
殺しではない。
かと言って医者としての仕事かと問われれば微妙な線だった。
内容は、こうだ。
『ボンゴレ十代目候補、沢田綱吉の血液採取及び、その分析。その死炎純度を確認次第、調査書として提出すべし』
学生の研究課題か、と思わず突っ込みたくなった。
かのボンゴレの内部が荒れてことは知るところでは知れている。
シャマルも聞き及ぶ一部に含まれた。
次期ボス候補三人が全て死亡。
まさか三人もこさえておいて全滅とは、何やら策謀めいたものが臭うが、深入りは危険だということは十分承知しているため考えるのは止めた。
しかし、驚いたのは初耳の四人目の候補者の存在だった。
他に身内でそれっぽいのがいたのか、と考えあぐねたが、それについては直接連絡を寄越してくれた殺し屋から詳細を聞かされた。
どうやら、本当にもしものための予備中の予備として考慮して仮の候補として放置されていたらしい。
そして、正しくは九代目の親類ではなく、伝説と語り継がれる初代ゴンゴレの直系なのだという。
確か、その当代は門外顧問のトップに就いているはず、と思い出した。
その息子であると結びつくのも容易だった。
「血脈狂いのボンゴレが、日本人のガキを……ねぇ」
こりゃいよいよ天下のボンゴレも終わりかもしれない、と正直思った。
しかし、仕事は仕事だった。
報酬は肩透かしな仕事内容とは打って変わって、かなりはずんでいる。
日本という遠出がやや億劫だったが、久々に東方特有の童顔娘を漁るのも悪くないと気を持ち直した。
仕事ついでに適当に遊んで、また帰ってこよう。
いつもどおりに、仕事を終えて。
――――いつもどおりの仕事だと、思って。
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事前での依頼人――――リボーンとの口裏合わせはこうだ。
十代目候補沢田綱吉は、まもなくドクロ病に発症する時期である。
よって、シャマルの所有するエンジェル病ウイルスで処置する必要がある。
その際に、沢田綱吉の血液を採取し、それから死炎純度を割り出す。
何故か、リボーンの個人的な楽しみ(生徒イジり)のために、シャマルが当初は治療を渋るという手順が追加された。
実際に見た件のターゲットは、噂以上に平凡な子供だった。
容姿も雰囲気も、特に特出したものはない。
ただ、意外なことに自分が不治の病にかかったことにあまりうろたえていなかった。
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